治験ボランティアはホワイトな活動

みなさんは「治験」と聞くと、どのような印象を持たれるでしょう。一般的には治験はボランティア活動として行われますが、謝礼金が出るために割りの良いアルバイト感覚として利用されます。これに対して、たいていの人は「人体実験」「体を売ってお金を稼ぐ」「アングラな金策」といった悪いイメージを思い浮かべます。事実、治験ボランティアは入院して採血などの身体データのモニターされること以外することが無いため、何もせず楽して稼げるという思い込みが増幅されて悪いイメージに結び付けられています。しかし、実際はそうではありません。治験ボランティアは万人の健康に資する、尊くてホワイトな活動なのです。新薬は安全性や薬効を保証した法律に基づいたデータが無ければ、販売することができません。つまり、しっかりと治験によってデータを揃えなければ、新薬を欲している人に薬を届けることができないのです。また、ジェネリック医薬品が既存薬品と同じ薬効を持っていることを証明する際にも、治験が利用されます。治験が行われなければ、安く手に入るはずの医薬品が高いままになってしまうのです。お金稼ぎとしての効率の良さばかりが強調されることでアングラなイメージを持たれ、本来持つホワイトな側面が等閑視されている点は治験、引いては医薬業界の悲劇であると言っても過言ではありません。これから超高齢化社会を迎える日本において、治験の必要性はますます増していくことが考えられます。その活動の本質を理解して、お金を稼ぎながらも治験を通して正しく社会に寄与していきたいものです。人助けという点に注目すれば、治験は決してブラックではありませんよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です